先払い買取では、身分証明書や商品券の写真を提出をします。
しかし、写真を提出するのが面倒、あるいはプライバシーが心配で避けたい…と考える人は少なくありません。
本記事では先払い買取では写真なしで申し込みができるのか、法律的観点やリスクも踏まえて解説していきます。
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近年、一部の事業者が買取契約解除時に不当に高額な違約金を請求するなど、法令に違反する営業を行い摘発されています。
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、買取サービスを利用する際は、確実に売却できる商品をお持ちで、明確な売却意思のある方に限りご利用いただきますよう、十分にご注意ください。
参考：商品の買取りをうたって高額な違約金を請求する悪質な業者にご注意ください！～いわゆる「先払い買取」現金化 に要注意～
Contents
先払い買取で必要とされる写真とは？
先払い買取を利用する際に求められる「写真」には、大きく分けて2種類あります。
本人確認書類の写真
顔写真付きの身分証明書を撮影したものを指します。
本人確認のため、場合によっては「IDセルフィー（身分証を手に持った自撮り）」も必要になります。
売却する商品券の写真
買取対象の商品券を撮影した写真も必須です。
基本的に、券面やコード番号が鮮明であることが求められます。
先払い買取で写真の提出が必須な理由
結論から言えば、先払い買取を正しく利用するには必ず写真の提出が必要です。
その理由は大きく分けて2つあります。
トラブルを避けるためにも重要なポイントなので、確認しましょう。
理由①古物営業法による確認義務
古物営業法において、買取業者は「本人確認の義務」「買取商品の正しい査定」が義務付けられています。
正規の買取業者は、取引ごとに身分証の確認や記録を残すことが法律で定められているのです。
写真なしでの契約は、法令違反となり業者側が摘発対象になるため、基本的にあり得ません。
理由②安全な取引を行うため
もうひとつは、安全に取引を行うためです。
身分証明書や商品の写真確認の手間を省けば、なりすましや不正利用、トラブルの温床になってしまいます。
利用者自身を守る意味でも、写真提出は避けて通れないプロセスなのです。
「面倒だから写真の提出を省きたい」と思う人も多いですが、正規ルートで安心して現金化するには 本人確認書類や商品券の写真は必須だと理解しておきましょう。
先払い買取を写真なしで行うリスクとは？
写真なしで先払い買取をすると、具体的にどのようなリスクが伴うか見ていきましょう。
闇金まがいの業者と契約してしまう
写真提出を求めない業者は、古物営業法を守っていない違法業者であるケースが大半です。
実質的に闇金のような業者が多く、法外な利息や不当な請求に巻き込まれる恐れがあります。
写真なしで手軽に現金を得られる代わりに、後で大きなリスクを背負うことになりかねません。
高額なキャンセル料や違約金が課される
「写真不要」をうたう業者の多くは、利用者が商品を送らなかった場合や、契約条件を満たさなかった場合に高額なキャンセル料や違約金を請求してきます。
中には数万円単位の請求を行うケースも。
支払わなければ執拗な連絡や取り立てを受ける危険があります。
個人情報が悪用される
申込の際に提出した氏名・住所・口座情報を提出します。
違法業者は利用者の個人情報を悪用することが多いです。
なりすましに利用されたり、他の詐欺に巻き込まれる可能性もあります。
また、危険な先払い買取業者の見分け方をまとめた記事もあります。
利用してしまった場合の対策も解説しているので、参考にしてみてください。
安全な先払い買取の一連の流れ
安全な先払い買取の一連の流れは以下の通りです。
ステップごとに基本の手順を解説していきます。
①公式サイトやLINEから申し込み
公式サイトや専用フォーム、LINEからの申込を行いましょう。
必要事項を入力して送信するだけでOK！
また、利用前には規約や条件を確認することをおすすめします。
②本人確認書類の写真を送信
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を写真で提出します。
お持ちでない場合は業者に相談しましょう。
他の書類で対応してくれるケースも多くあります。
③商品券の写真を送信
買取の対象となる商品（百貨店商品券、収入印紙、切手など）の写真を送信します。
券面やコード番号がはっきり写すように心がけましょう。
買取商品の写真の提出がない取引は、正規の業者では成立しません。
もちろん商品が手元にないからといって、拾い画を送るのも規約違反となります。
④査定・審査
提出した写真と申し込み情報をもとに、業者が査定や簡易審査を行います。
手続きが早い業者であれば、数分で回答がくることも。
査定結果が届き次第、買取率などの取引条件を確認します。
⑤最短即日で入金
条件に問題がなければそのまま契約を結びましょう。
最短10分〜数時間以内に指定口座へ振り込まれます。
「なるべく早く入金してほしい」という方は、即日対応の実績がある先払い買取業者がおすすめです。
⑥商品券を郵送
入金後は、申込時に提示した商品券やギフトカードを業者に発送するだけです。
期日までに商品を送らないとキャンセル料や違約金が発生する可能性があります。
なるべく早めに商品券は発送するようにしましょう。
先払い買取によくある質問に回答
最後に先払い買取によくある質問に回答していきます。
写真なしでOKな業者があったけど…
「写真不要」と宣伝する業者は違法性が高いです。
利用するとトラブルに巻き込まれるリスクがあるので、気軽に利用するのは避けましょう。
無職だから口座履歴を出したくない
口座履歴や給料明細の提出がない業者も多いです。
以下の記事では、基本的に口座履歴や給料明細の提出が不要な業者を掲載しています。
そのため無職の方でも、問題なく利用できるのでご安心ください。
拾い画や他人の身分証の写真を使えばバレない？
確実にバレます。
審査では不正画像を見抜く仕組みがあり、虚偽の提出は詐欺罪に問われる可能性もあります。
リスクが高すぎるので絶対にやめましょう。
商品券をまだ持っていなくても申し込めますか？
基本的に売る商品券がない状態の申し込みは禁止です。
必ず商品券を用意してから、先払い買取に申し込みをしてください。
また、商品券なしで申し込みができる業者は闇金の可能性が高いです。
以下記事でリスクを解説しているので、安全に利用するためにも目を通してみてください。
写真を送るのが不安です
正規の業者は暗号化通信やセキュリティ対策を行っているので、ご安心ください。
逆に、情報が不明確な業者には提出すべきではありません。
口コミまでチェックして、安心して任せられる実績があるかどうかも確認しましょう。
先払い買取は写真なしで安全な取引ができない！
先払い買取を安全に利用するためには、本人確認書類の写真や商品券の写真が必ず必要です。
「写真なしでもOK」とうたう業者は、違法性の高いリスク業者である可能性が大きいといえます。
利用者自身を守るための仕組みなので、信頼できる業者を選び、正規の流れに沿って写真を提出してください。
「でもどの業者がいいの？」
とお悩みの方は、当サイトが厳選した優良な先払い買取業者がおすすめです。
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複数業者のサービスや取引条件を比較して、利用する業者を決めるようにしましょう。
古物営業法とは、中古品の売買を行う業者が、安全に取引を行うために守らなくてはいけないルール。